現在深センでは、1月7日から15人のコロナ陽性患者が出ています。(中国では無症状患者はカウントしないので、政府公式記録では14人)
日本で14人というと全く気にしない数字ですが、ゼロコロナを目指している中国にとっては大変大きな数字です。感覚的には日本でいう、×2000人くらいの感じの騒ぎかたです。
現在までに深セン政府どのような対応を取っているか、日常生活がどうなっているかをまとめます。
健康コードで現状は一目でわかる
Wechat内アプリにある健康コード(粤康码や健康吗)で一目で、PCR検査の結果、ワクチン摂取の有無、危険地域滞在歴や感染者との濃厚接触の有無がわかるようになっています。実際の私の健康コードです。
緑色になっていて、危険地域滞在歴、感染者との濃厚接触なし。48時間以内にPCR検査を受けており陰性。ワクチン接種歴なし(実際には日本でファイザーワクチンを打っています)というのがわかるようになっています。
これが、問題がある場合、黄色になったり、赤になったりします。
施設に入る際
病院、オフィスビル、マンション、スーパー、レストランどこでも現在深センでは、この健康コードを提示する必要があります。厳しい施設では、48時間以内のPCR検査結果がないと入れないことがあります。上の画像の紫字で48と書かれていないとダメ。
ただ、外国人はこのPCR接種記録が健康コードに登録されない場合が、たびたびあるのでめんどくさいです。。。
公共交通機関の利用
地下鉄に乗る際も健康コードの提示が求められます。今の所48時間以内のPCR検査結果が必要というおふれは出てないです。タクシーはいまのところ、健康コードの提示を求められたことはありません。
ただ、飛行機や新幹線といった深センは離れる際は、48時間以内のPCR検査結果がないと乗せてもらえません。
PCR検査
私はコロナ患者が出た1月7日以降、毎日PCR検査を受けています。どれくらいの頻度で受ければいいかというのは、自分の住んでいるマンションやオフィスによって違うのですが、先に書いた反映されない問題があるので、一応毎日PCR検査を受けるようにしています。
検査費用は検査機関によってまちまちですが、今は街のそこら中に仮設PCR検査会場があり、そこでは無料で検査を受けることができます。
無料の場合は8人で一つの試薬を使う形になっています。これが怖いという人は有料の個別検査でやってくれるところに行きます。有料といっても600円くらいです。
なんと24時間PCRを受けつけているところも各区で一つは存在しています。
この辺りはいつもお世話になっているShenzhen fanさんがまとめてくれています。
さいごに
非常事態体制に入ってそろそろ1週間になろうとしてます。そろそろ疲れて来ましたが、中国政府のゼロコロナに対する執念は凄まじいです。デジタル技術を活用したPCRやワクチン接種記録の保管、表示は日本も真似した方がいいかなと思っています。
それでは、皆さんもお体に気をつけてください。